摂食障害 1日にバナナ1本 やせ細って 学校でのいじめの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
10歳 女の子(母親代筆)
小学四年生の娘の件で若先生に本当にお世話になりました。
小学三年生の頃よりいじめにあっており、解決はしたもののそこから摂食障害になってしまい、1日にバナナ1本が当たり前のような毎日になり、もともと小さいからだがまるでしぼんでいくかのようにやせ細っていく様は母親としてまるで地獄のような日々でした。
若先生をご紹介いただきましたのは実は娘の通う学校の先生のお母様でした。
本当に幸運としか言えないつてを頼りに初めてお会いした時にその優しい対応に頑なに心を閉ざしてきていた娘の心がいくらかほぐれたのが感じられました。
なんと二時間近くボツボツとしゃべり始めた娘の話をうなずきながら聞いてくださった先生。
ご自身にも娘がいるから、と言いながら「辛かったね・・」と頭をなでてくださったその目に涙が浮かんでいたのを見て私もたまらない気持ちになり、涙が止まりませんでした。
娘も感じるところがあったのでしょう。
先生に言われるまま漢方薬をしっかりとその夜から飲み始めてくれました。
食事の量は最初の1週間こそ変わりませんでしたが、先生がなんと毎週末にお電話をくださり「○○ちゃんどうですか?」と聞いてくださったおかげか、娘が少しずつではありますが「お腹がすいた」と言う言葉を発し始め、食事を摂るようになりました。
多くは食べられませんでしたので少しずつ・・少しずつ栄養を吸収するように食べる量が増えていきました。
4年生へのクラスの変更と共にいじめ自体は無くなっていましたので少ないながらも心配してくれる友人とも外で遊ぶようになり、7月頃にはスイカを食べたり人生初のうなぎにチャレンジできるほど回復してくれました。
食欲の秋、ということもあり若先生から「もう心配要らないですよ」というお言葉をいただきました事もあって何か先生への恩返しができれば、ということで本当にささやかながらこの文章を書かせていただいております。
先生ほど娘に対して優しく、根気づよく接してくださった方はどこにもおりませんでした。
今の娘があるのは先生のおかげです。感謝してもしきれませんが、せめて私のこの感謝の思いを先生に、そしてこれをご覧になるかもしれない皆様に目にしていただき、先生へのご恩返しになれば幸いです。
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